2015年12月28日月曜日

Champion - Reverse Weave Sweat Shirt


年内最後の商品のご案内。インナーにも重宝する永遠の定番のこちらを、

Champion チャンピオン

1919年創業の言わずと知れたTシャツ、スウェットシャツの世界的メーカー、
ウールの下着の製造に始まり米軍のアカデミーの訓練用ウェアに採用。
1920年代にはその高品質なウェアをアメリカの大学がトレーニングウェアとして使用、各大学のコーチからコーチへと広まりその名声は全米に知れ渡りました。

それまで下着であったTシャツを一枚で着るアウターとしての価値を与え、リバースウィーブの発明やリバーシブルのTシャツなどの名品を生み出してきた歴史的企業です。



70年代にアメリカで流通していたいわゆる赤単タグ仕様。

ボディー地は耐久性・保温性・吸汗性に優れた12.5oz・90%コットン・10%ポリエステルの混紡裏起毛の肉厚地、

サイド・パネルと身頃の縫い合わせは生地が重ならないフラット・シームの縫製でストレスを感じさせない着心地。

当店で扱うChampionのプロダクトは今日日本を含む東アジアでの生産拠点である中国製ではなく、昨今では生産が希少となっているアメリカ生産のものを取り扱っております。




Reverse Weave について

縦に織られたコットン生地は、洗濯をすると縦に縮むという性質があり、当時はその欠点の改善が求められていました。
1934年に創業時からのスタッフであるサム・フリードランドが発案し、それまで縦に使われていた身生地を横向きに使用することで縦の縮みを防ぎ、

両サイドのパネルにリブ編み素材を配することで横方向への縮みによってフィット性と動き易さにも対応するという画期的なスウェット・シャツを生み出し、

縦と横の編みを逆にするという意味から“リバース・ウィーブ”と名付けられました。


アメリカンコットンを使用したドライな質感の肉厚な生地をガンガン着て、洗って頂くことで着用者に馴染んでいく。

そんな過程も楽しんでいきたい、正に King Of Sweat Shirt です。




もともとアメリカの企業として栄え、日本にやってきましたが、販売規模の拡大に伴って人件費、生産コストの問題等で安価な中国生産に移行するのは多くの従業員の生活を抱える企業としては至極全うな事ではありますが…

やはりアメリカで生まれたものは素材、生産が一貫したアメリカ製の物が欲しい…

モノに魂が宿るなんて表現は大げさかもしれませんが、もともとそこで暮らす人々を思って生み出された技術やデザイン、

そういうモノの裏側から伝わってくる様々な文化が魂であり、インポートウェアの面白さであり、魅力なのかもしれません。


コットンの特性を生かした機能を備え、スポーツウェアの先駆けとして世界中で愛され続ける1枚をどうぞ。

写真のプルオーバーの他にクルーネック、ジップアップのパーカもございます。

気になる方は是非お店でご覧下さい。



Champion - Reverse Weave Sweat Shirt

カラー OXFORD GRAY , NAVY

¥14000+tax  (Crew Neck)
¥16000 +tax (Pullover Parka)
¥17000+tax  (Zip Up Parka)

こちらのアイテムはONLINE SHOPでもお買い求め頂けます。詳細は こちら からどうぞ!


2015年12月22日火曜日

Black Sheep - Wool Gloves


日中はまだまだ暖かく、寒さが本格化するのはいつになるのかわからない市川ですが、
あるとなんだかんだ活躍するウール100%のグローブ、素朴な1枚、イギリスからやってきております!

Black Sheep ブラックシープ

1966年にイギリスのノーフォークにて設立。

イギリス国内の唯一の黒毛羊で当時絶滅危惧種に指定されていたブラックウェルシュマウンテン種を保護し、繁殖することからスタート。

ブラックウェルシュマウンテンシープの毛は自然の油脂を非常に多く含み、当初は羊毛として衣料品などに使用するのは脱脂や脱色、染色などの手間がかかるため不向きとされてきましたが長い年月をかけて研究し、試行錯誤を経て、脱色や染色をせず適度に脱脂のみを行い糸を紡ぐ事で他の羊毛より保温性が高く、撥水性を持つ高品質な毛糸を生み出す事に成功しました。

現在も化学繊維を用いらず、素材の品質、作りに拘りを持ち続けるニットウェアブランドとして世界中で愛されています。



油脂分を多く含むブラックシープの手袋、


焦げ茶にも見えるこちらが羊の持つそのままの毛色、ブラックウェルシュ。


こちらはツイスト(ナチュラルカラーの品種のウェルシュマウンテンシープの羊毛とのミックス)


ダークグレイウェルシュ(ブラックウェルシュよりも少し淡めのブラウンに近いカラー)


チャコールグレイ(これが一番黒に近い気もしますが…解りづらくてすみません)


ポケットの中で嵩張らなかったりスマートフォンを操作するのにもノーストレスなフィンガーレスもご用意しました。


こちらはライトグレイウェルシュ、ツイスト、モスグリーンの3色。


母なるイギリスの素材を用い、イギリスで編み上げる良品。

ほのかな油脂の香りがほっこりする、化学繊維じゃできない心への保温性も持つとか持たないとか、

コーディネートを選ばず、飽きのこないカラー達、プレゼントにもおススメの1品を是非その手にどうぞ。


Black Sheep - Wool Glove

¥2500+tax
¥2400+tax (Fingarless)



2015年12月14日月曜日

WILDERNESS WEAR - LITE MERINO FLEECE SOCKS


師走、暮れを全力でかける貴方の足を想いたい。

履き心地大賞なんてのがあれば間違いなく金賞受賞なソックス、季節が気持ちいい位逆さまなオーストラリアから、


WILDERNESS WEAR ウィルダネスウェア

1989年、オーストラリアにてアウトドアウェアのブランドとして誕生。

真摯に自然に向き合うアウトドアマンたちによって考えられ、高品質の素材を用いデザインされる生産のすべてをオーストラリアにて行っている希有なブランドです。

その生産体制は使う人だけでなく、環境への配慮も考えられ、原材料の確保や、生産に依る廃棄物による自然環境への影響をウィルダネスウェア社独自の厳しい基準で測定され、常にチェックするという徹底した管理のもと優れた製品を世界中に届けています。

オートラリアのものを用い、オーストラリアで作る、シンプルですが昨今の世界のアウトドアウェア業界では珍しい品質、素材、性能にコダワリを持ったウィルダネスウェアから、一度履いたらヤミツキになるソックスをご紹介。



素材にはオーストラリアンメリノウールをメインに、ナイロン、スパンデックスを使用。

毛足の長いパイル地はクッション性に富み、その履き心地、たまらないの一言。

つま先部は生地の厚みをごく最小限に抑えたフラットシームで歩行時などに当たらないストレスフリーな作りになっています。

ウールの持つ特性である高い保温性、速乾性、そして防臭性も兼ねそろえた、至れり尽くせりなその機能性。

サイズはレギュラー丈と女性も使えるサイジングのショート丈のタイプの2種類。

家履きでの使用はもちろん、冬のハイキング、スノーボードなどのレジャーにも激しくおススメな高機能ソックスです。








この時期足先の冷えでお困りのあの人に、

冬は何回スノボ行けるかに人生かけてるあの人に、

最近山登りにハマっちゃったあの人にも、


真冬でもサンダルと合わせて履いて出かけれちゃう程の傍若無人さ、感じてほしい。


凍える大切なあの人の足元への贈り物に。


家にこもりがちな寒い冬、春までウィルダネスウェアが足元支えさせていただきます。




WILDERNESS WEAR - LITE MERINO FLEECE SOCKS

カラー(左から)Powder Blue/Gold , Royal/Silver , Zest Green/Pink , Powder Blue/Purple (写真はレギュラー丈になります)

サイズ ショート丈4~9(22~25.5cm) , レギュラー丈8~13(26~29.5cm)

¥2400+tax(ショート)
¥2800+tax(レギュラー)

2015年12月8日火曜日

INDIVIDUALIZED SHIRT - Regatta Oxford B.D Shirt


年間を通して活躍してくれるB.Dシャツ、今年も残すところあとわずかになりましたところに、満を持してやって参りました。

Cambridge Oxford生地、そしてGreat American Oxford生地とご紹介してきましたアメリカの良いシャツと言えばここ、インディビジュアライズドシャツから、

キャスクの一つ定番となってほしい1枚を今回はご紹介。



OX生地の中ではGreat American Oxford生地が生産を終えた今、最も厚手の生地になるRegatta Oxford生地を使用。

ハリとほのかな美しい光沢は、さすがインディビジュアライズド社の持つ膨大な過去200年分の生地資料をもとに作り上げられた生地というべき出来映え。




白ですがほのかにアイボリーを思わすナチュラルなカラー。


衣料品をはじめ、各サービス等の業界でも低価格化が進み、素材、製造工程を安く抑えられる昨今で、

古き良き、『アメリカの少し度の超えた品質重視のプライド』を貫ぬき続ける、

まさにクラフトマンの精神が宿るシャツとなってます。


キャスクではそんな精神を感じて頂きたく、敢えてクラシックフィットをご用意。

シルエットは現代的なスリムフィットに比べゆったりと、胸ポケットも一回り大きな作り。

それ故にタックインした時の裾の加減や、包み込まれるような高揚感を感じるシルエットは袖を通して頂ければその魅力、ご理解頂けるはず!

たかが白シャツ、されど白シャツなアイコニックな1枚を、クラシックにはもちろん、現代的なスタイリングの中にも取り入れたいおススメのアイテムです。



INDIVIDUALIZED SHIRT - Regatta Oxford B.D Shirt

カラー White

サイズ 14H , 15 , 15H , 16 , 16H

¥23000+tax

こちらのアイテムはONLINE SHOPでもお買い求め頂けます。詳細は こちら からどうぞ!



2015年12月1日火曜日

Studio Donegal - Donegal Muffler Tweed & Merino Wool


寒くなる冬、そんな冬だからこそ活躍するマフラー。
素朴な巻き心地がクセになるツイードマフラーをウールの国アイルランドから。


STUDIO DONEGAL スタジオドネガル

ウールの産地として有名なアイルランド。その北西部ドネガル地方にある村、Kilcarで創業。
100年以上もの間、村は手織物の産地として工芸を守ってきましたが、60年代に入り機械化による大量生産による競争の波がこの村にも。

大量生産の波に依って村の工芸の大切な何かの損失を感じていたKevinとWendy Donaghyは伝統的な手紡ぎ、手織りの技術を財産にするべくスタジオドネガルを設立。

今なお、昔ながらの伝統工芸としての良さを守るため手織りにこだわり、世界中で愛され、村の重要な工業としても貢献しているファクトリーブランドです。





スコットランドのハリスツイードに次いで有名なドネガルツイード。

ハリスツイード程いろんなところで見かける事はありませんが、その品質は折り紙付き。
その最大の特徴は何と言っても手織り織機による暖かみのある質感。





織りの工程で異なる色の糸を混ぜ合わせる事で生まれるネップがドネガルツイードの最大の特徴であり、ウールのいい雰囲気を醸し出してます。





こちらはツイードに比べて柔らかい質感のメリノウール、


アイルランドの自然の色を思わせる豊かな発色、これがまた素敵。

主張しすぎない、そこはかとない独特の生地の表情。

首元のちょっとしたアクセントにシックにもカジュアルにもはまってくれる大人のマフラー、

迫る年末のイベントに大切なあの人へのプレゼントにもいかがでしょうか?




Studio Donegal - Donegal Maflar

カラー Donegal Tan , Dracken (Tweed)
    Olive . Berry (Merino Wool)

¥9900 (Donegal Tweed)
¥11000 (Lumb Wool)

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